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猫と萌え話をのんべんだらりと吐き出してます
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今日は朝から雨。気分は憂鬱になりがちだけど、明日は週末だ休みだと思えば元気もでるもんだっ!
この週末はペーパーやって本読んでゲームやって・・・といつものように欲望ばかり(笑)
しかし、その内いったいどれだけのことが出来るというのか・・・ il||li _| ̄|● il||li いつものことながら自爆するような気がしてます(爆)
だけどこの週末で少し立ち直れればいいな・・・・・

今日はがゆん本の発売日ーって思ってたらなんか延期?発売日が今日だったり来週だったり、はたまた下旬だったり・・・と一体どれが本当なのか (-公- )
とりあえず密林さんで予約してあるんですが、送料都合で9日発売のムック本と同送で頼んであるんです。なので一番早くても9日ということか・・・。
あー!早く読みたい!ニール!アレルヤ! (*´Д`)ハァハァ
そんでもってドラマCDの発売はとうとう来週になりましたよ!ぃやっふー!


拍手ありがとうございます!
少しでも鬱気分を払拭しようとリハビリ代わりにふと浮かんだネタ。
しかし精神的にどうか・・・と思うときに浮かんだものはやはり痛いものに(汗)

拍手


+ + + + + + + + + +

・アレニル
・病んでルヤ

※普段のものに比べたらかなり病んでるものになりますので、ご了承の上お読みください。
 拝読後のご意見や苦情などはお受けいたしかねます。





ロックオンが、負傷した。

しかし幸いなことに傷は大したものではなく、今後のことに何ら支障はない、心配はいらないとドクターは言い残して立ち去っていった。
いま彼はメディカルルームの簡素なベッドの上に横たわっている。薄い口から零れる呼吸はとても穏やかだ。
そのいつも通りのことに、僕は全身から力を抜くと口から安堵の嘆息を吐き出した。

損壊したデュナメスのコクピットから運び出されたロックオンは意識がなかった。
そのだらりと力なく垂れ下がった腕を見た瞬間、僕は背筋に何かが這い上がっていくようだった。そのぞくりとした感覚は今でも忘れない。
まさか。そんな。
嫌な想像かりが思考を駆け巡っていく。確かにここにいれば、ガンダムに乗って戦い続ける限りは、僕たちの命は明日どころか1秒先だってわからない存在だ。もちろんそのことはわかっているつもりだし受け入れているつもりだった。
そう、「つもり」だったのだ。
死というものを受け入れているはずだったのに、それを覚悟するということは僕には出来ていなかった。
ロックオンがいなくなってしまう。そう考えただけで、僕は足元から何かが崩れていってしまうような感覚に襲われたのだ。
急に目の前に突きつけられた喪失感に、僕は怖くなった。


眠っているロックオンの横に立つ。その変わらない姿に僕は安心し、そしてその傍らでは何か言いようのない感情が渦巻いていく。
何かひとつが違っていれば、彼はいまここにいなかったかもしれない。僕の知らないところで、知らない人間にその命を奪われていたのだろうか。
そんなことは許せない。許さない。ロックオンは、ロックオンの全ては僕のものなのだから。勝手に奪うことなど絶対に許さない。
(もしその命を誰かに奪われるくらいなら、いっそ・・・・・)
眠り続けるロックオンの白くて細い首筋に、僕の手をそっとかける。僕だったらほんの少し力を込めただけで、ロックオンの呼吸を簡単に止めることが出来るだろう。
(そうすれば、ロックオンは永遠に僕だけのものだ・・・・・)
間違った思考が僕の脳を、心を、身体を支配していく。唯一頭の片隅で、そんなことは間違っていると叫ぶ一片の理性すら簡単に飲み込んでしまうほどの力で。

く、と指先に力を込めた瞬間だった。
「・・・アレルヤ」
「っ!?」
隠れていた蒼碧の瞳がその姿を現し、そして僕を捉える。その真っ直ぐな視線は真摯さを孕んでいて、僕の身体は凍りついたように、微動だにすら動くことが出来なかった。
ロックオンはそれ以上何も言わない。ただそんな僕の姿を一瞥すると、ぱちりと瞬きをして・・・・・そして微笑んだ。

「・・・いいぜ、好きにしろよ。おまえになら喜んでくれてやる・・・いや、むしろ本望だ」

どこまでも穏やかに微笑むその姿は優しさに溢れていて、どこか嬉しささえ湛えているようだった。
そんなロックオンの姿に僕は言葉を詰まらせ、ただ震えることしか出来ない。
手に掛けようとした罪悪感と、簡単に投げ出してしまおうとすることへの寂寥感、そして僕になら構わないと言ってくれたことに対する高揚感と。
幾つもの感情が綯い交ぜになって何も言葉にすることが出来ない。その代わりに、僕の気持ち全てを伝えようと瞳から零れたひとつの滴。それは彼の白い頬へと落ちて、流れた。


***


「・・・・・そんな、」
暗い宇宙の中に哀切を伴った電子音が木霊する。その声が名前を繰り返し呼ぶ理由は直感で悟ってしまった。
ああ彼は勝手にいってしまったのだ、と・・・
僕は呆然と己の手を見つめる。
やはり彼は僕の知らないところでその命を終えてしまった。僕は奪われてしまったのだ。
ああ、どうして僕はあの時、この手で彼の命を奪ってしまわなかったのだろう。そうすれば彼の命も身体も全て、僕のもののままだったのに。
僕は、何も失わずに済んだのに・・・・・

途切れることなく呼び続ける声を聞きながら、僕は虚空を見上げた。



病んでるのはアレルヤではなくむしろ私だ!←
しかし酷いな・・・何もかもすべてが il||li _| ̄|● il||li

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