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猫と萌え話をのんべんだらりと吐き出してます
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今日でこのブログをオープンしてから半年ですよー。早いもんだ。
あの時はもうあまりにも好きすぎてほぼ勢いで作ったこのブログ・・・・・まさかその後にあんなことが待ち受けているとはつゆ知らず il||li _| ̄|● il||li
もうショックで閉めてやろうかと思ったときもあったけど、いや!せめて妄想の中だけでも幸せにしてやる ヾ(*`Д´*)ノ" との勢いで(なのかどうかは疑問だけど^^;)ここまでやってくることが出来ましたー。
こんな辺境ブログまで足を運んで下さるみなさまには、もう感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございます(最高級土下座)
でもって2期まであと1ヶ月!まだまだ浮沈みを繰り返している愚か者ですが、ニールを愛する気持ちはちっとも全然これっぽっちも変わってないので、愛が続く限りこのブログも続けていく所存です ( ̄^ ̄)ゞ
こんな私&ブログですが、みなさまの愛(!?)が続く限りよろしくお願いいたします(更に最高級土下座)

でもって。
そろそろ作品(というほどのものでもない^^;)数が増えてきたし、雑記も書くようになったし、かなり見難くなりつつあるかなーと思っているところなのですが如何でしょう?この際サイト化した方がいいか・・・と思いつつも、ブログの方が気軽だから、と始めたこともあって少々悩んでおります。
まぁサイト化といっても倉庫のようなものでメインはこちらになると思いますが^^;
ひょっとしたらアンケートフォーム等を設置するかもしれませんので、その時はご協力お願いいたします。


そういや、昨夜は雨&雷がすごかったですねぇ (;´Д`)ノ
あの雷の光と音がどうにも苦手な私はひぃひぃ言っとりましたー。マジで苦手だ、あれは。
同じように雷の光と音できゃあきゃあ泣き叫ぶなら、ちびハプティズムたちの方が可愛いかろうに(爆)
ちょっと形にしてみたいと思いつつ。出来たら投下しに来ます!(爆)←投下しました!


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+ + + + + + + + + +


おちびたちも寝かせて、風呂にも入って。これから寝るまでが俺の時間。まぁ大体が好きな本を読んで過ごすんだが。


今日も例にも漏れず、自室に入ってベッドの上に寝そべって最近買った好きな作家の本を読んでいたら、突然窓ガラスにバチバチと何かが当たる音がした。
「ロックオン、アメ!アメ!」
音がしだしたと同時に、俺の横をコロコロと転がり歩いていたハロがそう叫ぶのに窓へと視線をやれば、あっという間に外はざあざあと音を立てて雨が降り出していた。
「あー、降ってきたか。」
そういや、と夕メシ後に見ていたニュース番組で『今夜は夜半にかけて大雨が予想されます』とキャスターのお姉さんが言っていたのを思い出す。
夏は時々、こうやって強い雨が降るときがある。まぁ夕立ってヤツか。それにしても夜でよかった、これが保育園からの帰りだったら最悪だよなぁ、なんて考えていたら。

一瞬、窓の外が激しく光ったと思った瞬間には轟音が響き渡った。げ、雷まで鳴り出しやがった!
俺はベッドの上で半身を起こして、改めて外を見やればまた光る。そして轟音。
その時間差があまりないことに、あぁ近いなぁ、なんて思っている間にもまた光って轟音が鳴り響く。そしてざあざあと降り続ける雨。
静かだった夜は一気に騒がしくなった。
ハロは相変わらず俺の横を転がり続けていて、今度は、カミナリ!カミナリ!と騒ぎ立てている。


まさか近くに落ちて停電になったりしないだろうなぁ、なんて思いつつも一応念の為懐中電灯でも用意しておくか。それから、おちびたちが寝付いてから時間は経っているもののこの大音量だ、ひょっとして起きてしまって恐がっていたら・・・・・。
一応様子を見に行ってやるか、とベッドから足を下ろしかけた瞬間だった。

ピカッと一際大きく光ったと同時に、凄まじいほどの衝撃音が鳴り響く。その音量の大きさに窓ガラスがビリビリと振動するほどだ。特に雷が苦手というわけでもないが、思わずその衝撃に身を竦めてしまった。
こんな大きな音だったら、さすがにあいつらも起きてしまうだろう。やっぱり様子を見に行こうと再度身体を動かそうとした時だった。

ふっ、と音もなく一瞬にして世界が暗闇に包まれた。
「げ。」
どうやら停電になってしまったらしい。事態に備えて懐中電灯を用意しようと思っていた矢先にこの始末だ。ったく、運が悪すぎる。

それでもまだ鳴り止まない雷は、その光で部屋の中を不規則に照らし出す。あとはハロの、テイデン!テイデン!タイヘン!タイヘン!という言葉と共に明滅する光だけ。あとは真っ暗闇。
俺は諦めにも似た嘆息を一つ零して、三度身体を動かそうとした瞬間。

また激しい光と大轟音。そして今度は
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
とこれまた雷にも負けないほどの大声量が、扉を開いたと同時に部屋の中に入ってきた。
「いやー!かみなりこわいー!」
「こえぇー!」
やっぱり。俺は思わず頭を抱え込んだ。せっかく寝付いていたというのに。
アレルヤとハレルヤが泣き叫びながらまっしぐらに俺にしがみ付いてくる。その動きの早さに、俺は思わず呆気にとられた。いやほんとに明かりのないこの暗さの中、よくもこんだけ素早い動きが出来るもんだ。
ちょっと恐がりなところがあるアレルヤならしがみ付いてくるのもわからないでもないけどハレルヤまで・・・でもまぁ、こんだけデカイ雷ならさすがのハレルヤでも恐いか。

「だーいじょうぶだって。すぐに治まるから、な?」
必死にしがみ付いて震えている二人をあやしながら撫でてやっても、やだ、こわい、を繰り返す。最近はこんな大きな雷もなかったからおちびたちが恐がるのもわかるけど。
両脇にくっ付いたアレルヤとハレルヤの頭を撫で続けながら、ふぅっと小さく呆れにも似た嘆息が零れた。
それは、この恐がるおちびたちに対してではなく・・・・・こうやってしがみ付いてくる二人がどうしようもなく可愛いと思ってしまう俺に対して、だ。


しばらくそうしていて。やがて鳴り響く音が遠ざかっていった頃にふと思い出した。もう一人の家族のことを。
「そういやライルって・・・・・・」
風呂に入ってたよなぁ。ってことは、風呂の中で停電しちまったてことか?
まだ電力は復帰していないから、おそらく困っているだろうし懐中電灯を持っていってやんねぇと、と思った時だった。
「ニーーーーーーーーールゥゥゥゥゥゥゥ」
どうやら自力で何とかしたらしいライルが恨めしそうな顔で部屋に入ってくる。その手には懐中電灯。どうやらそれも自力でなんとかしたらしい。っていうか、地の底から響くような声で人の名前を呼ぶなっ!
それになんだ、その懐中電灯の使い方。なんで顔を下から照らしてんだ?使い方間違ってるだろ、おまえ。

入ってきたライルの声に、それまでしがみ付いていたおちびたちが恐る恐る顔を上げて振り返る。・・・・・あ、ちょっと・・・・・・
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
案の定だ。ただでさえ雷で怯えてるっていうのに、更に煽るような格好で入ってこないでくれ、ライル。せっかく落ち着いてきたってのにまた元通りになっちまったじゃねぇか。

しかしおちびたちの行動は、今度はしがみ付くわけでもなくとんでもない行動に出た。いや、まさかこうくるとは正直俺も予想が出来なかった。
「こないでーーーーーーーっ!!」
「くんなーーーーーーーーっ!!」
二人はそう叫んだかと思うと、アレルヤは俺が読んでいた本を、ハレルヤは隣で転がっていたハロを思いっきりライルに向かって投げつけた。え、マジで?
俺は止めるどころか呆気にとられて、ただ宙を舞っていく本と、アーーッ!!と叫んで飛んでいくハロを眺めてる事しか出来なかった。
「・・・・ぶっ!!・・・・・・・がっ!!」
投げられた本とハロは見事ライルの顔面に命中。本だけでも痛いだろうけど、追い討ちのようにハロは相当だろう。ライルー、無事かぁ?
顔を抑えて蹲るライルに哀れみを覚えないわけでもないけど・・・・・ま、あれだ。

自業自得ってヤツだな。

-終-



【あとがきという名の懺悔】
ライル、すまんww ←反省の色ナシ(爆)
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