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猫と萌え話をのんべんだらりと吐き出してます
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ぼちぼちとプレイしております。はくおうき。
最初は土方さん(@三木兄ィ)狙いでやろうかと思っていたのに、どこでどう間違えたのか平助(@よっちん)ルートになってました(爆) けどこの間違いに何か因縁めいたものを感じる・・・!←
はい。ただの私の思い込みです。万死。
でも平助も可愛くって堪らないです。よっちんの声がまた合ってるしー (´艸`)vv EDにはまだまだなんですが、既にもう何回か泣きそうになってる・・・(爆)
元々の新撰組からして悲しいストーリーだからなぁ。EDを迎えるには横にティッシュを常備しておいた方がいいようです。
しかし土方さんや平助だけじゃなく、はくおうきの対象キャラはみんないい!うわー、ますます次が楽しみだww


下に今更ですけど00#13突発ネタをひとつ。
体調不良なのかそれともスランプなのか・・・これだけ書くのに2日間も費やすなんて!


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・#13後捏造妄想
・ライルとアレルヤ(アレニル前提)


張り詰めた緊張感を解いて弛緩した身体を引き摺り愛機を降りる。
微重力下、完全に地に足が着くことはないけれど、それでも宇宙環境にやっと馴染み始めた身体は足元がある方がまだ安心する。ほぅ、と吐いた嘆息はいつものように重苦しいものではなかった。
心地好い疲労感と何より達成感に溢れた気持ちで通路を進めば、小脇に抱えたハロが『ミッション、セイコウ!セイコウ!』と繰り返すのに更に気分が高揚していく。
その高まった気分のまま、これで少しは・・・と思いかけたものを慌てて思考の外へと追いやった。ほんの少し自嘲を込めながら。
周囲から比較されることを厭わしく思っているのに自らが比べようと気にしてどうするんだ、と。
作戦の為とはいえ今日は随分と機体を傷付けたから修理は大変だろうなぁ、とぼんやり思いながらMSデッキを抜け自室のある居住区へと向かう。張り詰めていた時間が長かったせいか、スーツ内のインナーが汗で湿気を帯び肌に張り付いて気持ち悪い。早くシャワーでも浴びてさっぱりしよう、と角を曲がったところで一人の男が立っているのが目に付いた。

同じ形状のオレンジ色をしたパイロットスーツに身を包んだ男、アレルヤだ。4年前からこの組織に属していて、俺の前の『ロックオン・ストラトス』を知っているやつ。―――兄さんの、恋人だった、男。
「っ、―――」
知らず知らずの内に息を詰め、移動バーを掴んで進んでいた身体を止めた。自分でもよくわからないが緊張が走る。これといって特別アレルヤが苦手なわけでもない。話し掛けられれば普通に会話を交わすことも出来る。他のクルーたちと何も変わらない、はずだ。
なのに何故か無意識の内に感じてしまうものがある。俺とアレルヤの間にある―――『ロックオン・ストラトス』を。
アレルヤにとって仲間であると同時に恋人だった兄さんのコードネーム。その名前を今は俺が名乗っている。
同じ顔で同じ姿で同じ声で同じ名前なのに別人。
複雑な心境にさせてしまっているのはわかる。それを否定するほど俺だって人非人じゃないつもりだ。だけど一緒にされるのは、比較されるのは堪らないというジレンマ。
それが、特に兄さんと繋がりが深かったアレルヤを無意識の内に避けようとしてしまっているのかもしれない。
別にアレルヤにどう思われていたって構わないと思っているはずなのに・・・。

立ち止まってしまった俺に気付いたアレルヤは、凭れていた壁から身体を起こしてこちらに向き直る。その様に何故か拳に力が入った。
「お疲れさまでした。見事でしたよ、ロックオン。」
明るく笑ってそう話し掛けてきたアレルヤに、思わず面食らった。いやきっとまた何か否定的なことを言われるんじゃないか、と勝手に思い込んでいたからだ。どうせまた兄さんと比べられる・・・そんな自虐的な予想をしていたから、アレルヤの言葉には正直言って驚いた。
「ロックオン?」
驚いて固まっている俺を訝しんで声を掛けてくるアレルヤに、なんて返していいのかわからない。まるで思考が止まってしまったようだ。
そんな俺にアレルヤは呆れたように肩を竦めて笑うと、
「これからも頼りにしてますよ、ロックオン。」
そう言ってくれた。その言葉に、先程の達成感よりも強い嬉しさが込み上げて来る。頼りにされていること、『ロックオン』と呼んでくれたことに。何より、兄さんじゃなく俺を認めてくれたことに。
あぁそうか。ひょっとして今まで壁を作っていたのは俺の方かもしれない。それなのに一緒にされたくないだとか比較されたくないだとか卑屈になって、自ら拒んでたくせに歓迎されてないと思い込んで。
(馬っ鹿だよなぁ、俺・・・)
いい年をした男が意地を張って。その意地をあろうことか年下のやつに気付かされるなんて。
思わず零れた自嘲の笑みに、アレルヤはまた不思議そうな顔をして俺の顔を覗き込んでくる。そんなアレルヤの肩をポン、と軽く叩いて、
「任せとけって。」
今度は誇らしげに笑って見せた。


祝・ライルの初ロックオンに(笑)
本当はもっと恋愛絡みにしたかったんだけど遭えなく撃沈。今後、アレライに発展するのかどうか・・・。←

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