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猫と萌え話をのんべんだらりと吐き出してます
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・・・って原稿おっぱじめていきなりかよっ!? Σ(゚口゚; 自分で自分に突っ込んでおきます(笑)
まぁいろいろな理由があるんですがね。

昨日、かねてよりお願いしていたみきさん受のCDをKさんから聞かせていただきまして。
あああああみきさん声えろいー!! (*´Д`) みきさん受ー!! (*´Д`) 年下攻ー!! (*´Д`) 大きな犬だってー!! イヤーン (シ´Д`)シ 
とひとり大盛り上がりしとりました。たまらなさすぎる ハァハァハァハァハァ (*´Д`) ハァハァハァハァハァ
『大きな犬~』の件あたりは一番に萌えますね。いやあの超兵が脳裏に浮かんでもう・・・!ええもんいただきました (*´∀`*)
が、萌えすぎて原稿どころではない件www

そんでもって結局買ってしまった遙か4のCDが届きまして。
いつもは密林さんに頼むんですが、地元で御用達の本&CDショップのポイントが結構溜まってて(アルバムCDが1枚買えるくらい)、それで買ったのでようやく・・・なのです。
が、これまた
柊さーーーーーーん!! (シ´Д`)シ ハァハァハァハァハァ (*´Д`) ハァハァハァハァハァ
なのですよ(爆) なにあのえろ美声。声だけで悶絶死できる・・・!(←威張るところではない)
つーことで、これまた聞き入ってしまって原稿どころではないという件www

さらにさらに、これはもう病気なんだろうか・・・。
なぜか原稿をはじめると小ネタが浮かぶという件 il||li _| ̄|● il||li
そんなわけで昨日はこれに費やしてしまって原稿進まず・・・万死。いやでも浮かんだ時に書いとかないとねー(言い訳)
つーことで、以下、久しぶりに小話。ちなみにシリアス系ですー。そしてg(ry
・・・さて、今夜はちゃんと集中できるだろうか(笑)

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+ + + + + + + + + +


・アレニル(ライニル)前提のアレルヤとライル


適度のアルコールは口の動きを滑らかにし、気持ちの箍をほんの少し緩ませてくれる。

あの頃は苦いばかりだったアルコールは今でも美味しいと好むほどではないが、それでも人に付き合えるほどには飲めるようになった。
それはあの人に良く付き合って飲んでいたからなのか、それともアルコールが僕の口に合うくらい時間が経ったということなのか・・・

『一杯付き合わねぇ?』
あの人と同じ容姿と声で、あの人と同じような誘い文句でロックオンはボトルを片手に僕の部屋を訪れた。いつかのデジャヴが僕の脳裏を過ぎる。
だからと言ってロックオンの誘いを断る理由もあるわけもなく、僕はすっと身を引いて彼を部屋の中へと招き入れれば、彼はさっそく手にしていたボトルの封を切った。
お互いのグラスに注ぎ合い琥珀色の液体を舐めるように口の中へ含んで嚥下すれば、まるで灼熱の塊を飲み込んだかのように喉がかぁっと熱くなる。かなり度が高いアルコールのようだ。

最初は他愛のない話。
今日のシュミレーションの結果はどうだったとか最近の連邦は度が過ぎているだとか、当たり障りのない話ばかりを重ね、それと共にグラスの数も重ねていく。
それほど飲んだつもりはないけれど、もう今が何杯目なのかわからない。いや、最初から数えるつもりなどなかったのだろうけど。
そしてグラスの数を増やしていくほど、お互い自覚無しにいつもは押さえているはずの本音が少しずつ露になっていく。僕たちの場合、それは自然とあの人のことへと繋がっていった。
ひょっとしたらロックオンは最初からそれを望んでいたのかもしれない。

「あの人はどんな風だった?」「ここではどう過ごしていた?」「やっぱりみんなに頼られていたのか?」
普段は気にした風もなく、また比較されることを嫌っている割にはやはり気になるのだろう。自分の知らないあの人の時間を少しでも知ろうと矢継ぎ早に訊ねてくるロックオンの表情はどこか憂いを帯びていて、それでも僕の答えを聞く度に懐かしそうに、そしてほんの少し嬉しそうに微笑む。
ああ、あの人は彼のこんな表情を守りたかったのだろうかと僕はぼんやりと思う。自身の命を賭してでも。
「・・・あの人は貴方を心から大切に思っていて、そして愛していたんだと思います。その、命を投げ出すほどまでに」
あの人の本当の、そして最期まで秘め続けた心はわからないけれど、それでもきっとこの答えは間違ってはいないはずだ。あの人はきっと、この目の前の彼を何より大切に想っていた。
そう思った瞬間、僕の心はつきりと痛む。そうだ、あの人はあの時僕ではなくこの人を・・・
それがきっと彼の答えなのだろう。
胸が締め付けられるように苦しくなる。それに耐えるように僕は手にしていたグラスをぐっと強く握り締めた。

「・・・それでもきっと、兄さんはアレルヤを大切に思ってた。本当に心から愛していた・・・と俺は思う」
俯く僕の頭上にそんな言葉が降りかけられる。それはあの人を彷彿させるほど、とても優しい声音だった。
僕は思わず顔を上げ見開いた目でロックオンを見れば、彼は肩を竦めて「双子のカンってやつだ」と少しおどけて言ったけれど、でもすぐに真面目な表情に戻って、そして柔らかく微笑む。
「・・・あんたを見てればわかる。兄さんを語るあんたの顔はとても幸せそうだ。ってことは、兄さんはあんたを間違いなく愛していた。心から、な・・・」
目を伏せながらそう話すロックオンの顔が悲しげに見えるのは僕の気のせいだろうか。もしかしたら彼もあの人のことを大切に、そして愛していたのかもしれない。
でもそれは目の前のロックオンの言葉であって、あの人の言葉ではない。僕にはない血の繋がりが彼に気持ちを代弁させてくれているのだろうか。
でも、例えそうだったとしても、それはあの人の口から伝えられたものじゃない。
そう思ったら言いようのない感情が腹の底から競り上がってくる。どうにも耐え難く、そしてどこにもぶつけようのない感情が。
「・・・っ、だったら!どうして・・・!」
どうしてあの時、僕の手を振り解いて行ってしまったのか。そして、その気持ちを僕にちゃんと伝えてくれなかったのか。
やり切れない気持ちがアルコールを凌ぐ勢いで身体中に広がっていった。

とてもとても狡いあの人。その心の奥を誰にも晒さないままいってしまったあの人。
そんなあの人を想いながら、僕とロックオンは再びグラスを傾けた。


ニールは二人に想われてるといい・・・そんな私の欲望←

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