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猫と萌え話をのんべんだらりと吐き出してます
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月末が近付くにつれて仕事量が増加、それに伴い精神的に余裕がなくなってくる彩波です。こんばんは。←なんだこの挨拶
しかもこれから年度末 (;´Д`)ノ  でもって今の時期は市○所や税○署へ提出する書類が多くて、書くのに何故か無駄に緊張する・・・・・。だって間違えてたら電話掛かってくるんだもん!←

今日のGATEの着ボイスはニールでしたね! ほんと、あのセリフには胸を打たれます。んもう、ほんといつまで経ってもどんだけ経っても私の心を狙い撃って止まないね、ニールは!←
変われなかったんじゃなくって変わらなかった。たった一字の違いだけで意味合いが大きく変わってくるのに考えさせられます。
変わらなかったというのは、わかっていながらも自ら変わろうとしなかったということ。
はあぁぁ、ああもうニールの言葉は重過ぎるよ。でも好きっ!私がニールのことを好きなのは変わらないし変われないからね!←

あ、そうそう。先日勢い余ってポチッとなしちゃったカレンダーキャラクターズ、ハレがいねぇぇぇ!と思ってたらいました。
アレのTシャツのワンポイントとして W▽^)
芸が細けぇぇぇぇぇぇぇ!!(笑) ちなみにニールのTシャツのワンポイントにはハロがいました。ライルでも良かったのに・・・・ちぇ。 でもやっぱニールとハロは名コンビだもんね!


ニールがティエとせっさんに会いに来たら、もちろんアレにもだろ ( ゚Д゚)!! と放送まで我慢できず(爆)に暴走した突発話を以下にー。
なんか余裕のないアレルヤは見てられない・・・・・ニール、早く行ってあげて!←


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+ + + + + + + + + +

・アレニル
・#14#15捏造妄想


自分の気持ちが上手く整理出来ず、その鬱憤が体内に溜まっておかしくなりそうだ。
ただマリーを守らなきゃいけない、戦わせちゃいけないということだけが頭の中を占めていて、ついスメラギさんにあんな冷たい態度をとってしまった。スメラギさんだって考えに考えた末、どうしようもなかった結果ゆえだったのだろうに。
でも言わずにいられなかった。だって僕はマリーを守らなきゃいけないから。
以前のように脳量子波を使えればこんなことにはならなかっただろうか。再びマリーの手を戦いに染めることはなかっただろうか。
本来ならもっと違うことも考えなきゃいけないとどこか思うのだけれど、何故か今の僕はマリーのことしか考えることが出来なかった。

 ***

気付けば僕は展望室から暗い宙を眺めていた。確かさっきまで地上にいたはずなのに。
よくよく周囲を見回してみれば、この展望室は今のトレミーのものじゃない。良く似てはいるけれどどこか懐かしい見覚えのある景色は、4年前大破してしまったトレミーの展望室だ。
僕は夢を見ているのだろうか・・・・・。

ふと、窓に映った人影。その姿に僕は息を呑み、目を驚愕に見開かせた。
「―――っ!?ロ、ロックオン!?」
振り返ったその先に居たのは、4年前僕を置いて一人でいってしまった愛しい彼。今一緒に戦っている彼の弟ではなく、僕が心から愛した彼本人。
会いたくて会いたくて、例え夢でもいいからと願っていたのが叶えられたのだろうか。
振り返ったまま言葉も出ない僕に対して、ロックオンは肩を竦めて、くすり、と困ったように笑う。
ああその仕草、間違いなくロックオンだ。不意に目に熱いものが込み上げて来た。

『なぁ、アレルヤ。』
一歩踏み出して僕の目の前に立ったロックオンは、ぽん、と大きな右手を僕の頭に乗せて懐かしい声色で僕の名前を呼んで。
『ちゃんと現実を、周りを見なきゃダメだ。彼女のことが大切なのはわかる。けどな、一つのことに捕らわれていたら他の全てが見えなくなっちまって・・・ダメになっちまうんだ。』
穏やかに紡がれるその言葉に僕は衝撃を受ける。
貴方がそれを言うのか。
そう視線で問い掛けてみれば、ロックオンは自嘲気味に笑って『俺みたいにな。』と付け足した。
『なぁ、アレルヤ。おまえはどうしてソレスタルビーイングに入った?ソレスタルビーイングに入って何をしたかった?何を望んでいた?』
それは・・・・・。
ロックオンの心地好いテノールで紡がれる諭すような、導くような言葉が僕の凝り固まっていた心をゆっくりと溶かしていく。
そうだ、僕は確か・・・・・。
何かを思い出した僕の表情に、ロックオンは満足気に笑って更に口を開いた。
『おまえなら、おまえたちならきっと出来るよ。だから成し遂げてくれ。俺が、出来なかった代わりに・・・・・』
僕の頭を優しく撫でながらそう言ったロックオンの声は少しずつ遠くなって。そして優しく微笑んでいた顔も少しずつ消え入るように霞んでいって・・・・・。
それはまるで夢の終わりを告げているようだった。
待って!僕はまだ貴方に―――

 ***

「――― ロックオン!」
飛び起きて慌てて周囲を見回せば、そこは新しくなったトレミーにある僕に与えられた部屋。
目に映る現実に落胆に似た気持ちで身体を弛緩させ、重い嘆息を一つ零した。
やはりあれは夢だったのだ。例え夢の中ででも会いたいと願い、それが叶ったというのに夢が覚めてしまえば現実に落胆してしまう。ロックオンがいないという・・・現実に。
夢に現れてくれたロックオン。
彼はきっとマリーを守らなきゃいけないと頑なに思い込んでいた僕を見るに見かねて来てくれたのだろう。僕がここにいる意味を、望んでいたことを思い出させてくれるために。
ああ僕は。ロックオンがいない現実を否定し、ただマリーを守らなきゃいけないということだけに固執し、現実を認め考えることを拒否していたんだ。

ありがとう、ロックオン。
今も変わらぬ貴方の優しさに、夢の中で流すことの出来なかった涙が今になって溢れてくる。
貴方が思い出させてくれた僕の、僕たちの、そして貴方の願いを叶えるためにも僕は進み続けるよ。もう迷ったり立ち止まったりしない。

でもね、ロックオン。僕のもう一つの願いは叶いそうにないんだ。だって、

貴方が側に居ないから―――


どうかいっぱいいっぱいなアレルヤを助けてあげて・・・・・!


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