緑と橙は誘惑の言葉＜※小話付＞

またまたテンプレを変えちゃいましたー。
だって、説明文のところに“緑と橙を使った～”なんて書いてあったら思わず選んじゃうじゃないですか！私にとって緑と橙は誘惑の言葉（笑）　どちらかだけでもいいし２つ揃うとなお良し ( ﾟДﾟ)!!
店先で緑と橙が並んでるだけでニヨってしまう私は周囲から見れば絶対変な野郎。だが構わんっ！←
どうやら変態キモヲタは復調した上に絶好調のようです（爆）

というのも、昨日お世話になってる方から素敵なモノを頂きましてー （´艸｀）vv　凹み気味だったものはどこへやら。すっかり元気になってしまいました（笑）
それから００関係で仲良くさせて頂いてる方とメールさせて貰ったのも元気になった要因のひとつ。
皆さんの優しさで彩波は出来ております。←
頂いた素敵なものは掲載の許可も頂きましたので、また後でこちらにアップさせて頂きますねー＾＾
もう見る度にごろんごろんしちゃうんだー （´艸｀）ﾗｲｱﾆｭﾗｲｱﾆｭvv

拍手ありがとうございます！

そして以下に、ＷＢＤ企画第三弾ー。
今日はちょっとほのぼの系で（笑）

・ディランディとちびハプティズムパロ
・アレハレのおたんじょうび


「鶏肉、鶏肉ーっと。」
とてとてとて。
「玉ねぎ、玉ねぎーっと。」
とてとてとてとて。
キッチンの中を右へ左へと動き回る俺の後ろを着いて回る２つの小さな影。
「あー・・・っと、挽き肉、挽き肉。」
とてとてとてとてとて。
「・・・・・・・。」
とて。
冷蔵庫の扉に手を掛けて、はぁと溜息をひとつ。
さっきからずっとこの調子だ。俺が動く度におちびたちはずっと俺の後ろを着いて回る。まるでカルガモの親子じゃねぇか。いやこれもまた可愛くっていいのだが・・・。
「アレルヤ、ハレルヤ。頼むからリビングで遊んでてくれ。」
振り向いてそう言えば、えぇー、と不満気な２つの声が上がる。だけど仕方ないだろ、足元をうろうろされるとはっきり言えば邪魔でしかないし、何かあってからでは遅いんだから。
「ここは危ないから。な？頼むからリビングで遊んでてくれ。」
そう言えば渋々とキッチンから出ては行ってくれたけど、今度はカウンターの向こうでガタゴトと何かが動く音。しばらくすれば、ひょっこりとカウンターからおちびたちの顔が生えてきた。どうやら椅子を動かしてその上に乗ったらしい。
そこまでやるか！とは思うものの、おちびたちもどうやら俺が作っている夕飯が気になるらしい。
なんて言ったって今日はスペシャルディナーだからな。仕方ないか。

覗き込むおちびたちに思わず頬を緩ませて俺は夕飯の支度を続ける。
今日はアレルヤとハレルヤの誕生日。おちびたちのリクエストを受けて、いつもよりちょっと豪華な夕飯になる予定だ。
豪華と言ってもメニューは、オムライスにハンバーグ、から揚げにエビフライ、ナポリタンにタコさんウィンナーとカニさんウィンナー。どれもおちびたちの大好物なものばかり。
出来上がったものを４つの皿に少しずつ盛り付けていけば、ちょっとばかり豪華なお子様ランチ。・・・・・俺とライルが食べるにはどうかとも思うが・・・・・まぁたまにはいいだろう、こんな趣向も。
あとこれもまたおちびたちのリクエストで苺と生クリームがたっぷりのったバースデーケーキは数日前に予約しておいて、今日ライルが会社帰りに受け取って来てくれるはずだ。
今朝も散々“今日はおちびたちの誕生日だから早く帰って来るように”と言い渡しておいたから、もうすぐ帰って来るだろう。


「ほーら、出来たぞー！」
「うわぁー！」
「すげぇー！」
最後に炒めたタコさんウィンナーとカニさんウィンナーを皿に盛り付けて見せてやれば、おちびたちからは感嘆の声。嬉しそうな２つの顔に、俺まで嬉しくなる。あぁもうほんと、こいつら可愛すぎ。

「ただいまー。」
出来上がった夕飯をテーブルへと運び用意していると、ちょうどライルも帰って来た。よしよし、ちゃんと言いつけ守ったな。
「らいるー、おかえりー！」
「おかえりー、けーきー！」
ケーキを持ってリビングへと入ってきたライルに飛び付いておちびたちが出迎える。ん？どっちを待ち兼ねていたんだ？
「俺はケーキかっ！」
ハレルヤの言葉に突っ込んでいるライルからケーキを受け取って、テーブルの中央に置く。よし、これで準備万端。
「ほらほらおまえら、ご飯にするぞー。ライルも早く着替えて来い。」
「「「はーい。」」」
３つの返事に思わず苦笑い。なんでライルまでおちびたちと同じ反応してんだよ。
いそいそとテーブルに着くおちびたちの顔は目の前の大好物の山に釘付けで。そんなに嬉しそうな顔されると頑張って作った甲斐があるってもんだ。


着替えてやって来たライルを交えて４人で夕飯を食べて、ケーキに立てたろうそくをおちびたちが吹き消してケーキも食べて。
その間中アレルヤとハレルヤはずっと笑顔だった。そんな２人を俺とライルは暖かい眼で見守る。
本当におちびたちの笑顔は見ていて幸せになる。すっかり親の心境だ。
でもそれは少しも悪いものだと思わないし、寧ろもっともっと見ていたいと思う。
「誕生日おめでとう。アレルヤ、ハレルヤ。」
改めてそう言えばアレルヤとハレルヤは愛らしい顔で、ありがとう！と笑った。あぁもう堪らない。



ＷＢＤ企画第三弾はディランディとちびハプティズムパロで。
ニール母さんはすっかりおちびたちにメロメロです（笑）　書けてないけどライル父さんもメロメロなんだよ！
もちろん誕生日プレゼントはアリオスで。いつもより大きめなんだ（笑） ←いつもながらに芸が無い